洗濯マークをみればその衣服をどのように手入れすればいいかわかります。
しかし、そのマークの見方がわからなければ、取り扱いを間違えることもあります。
表記を理解すると、洗い方や注意事項もわかるようになります。
今回は、皆様の衣服についている洗濯タグの見方についてわかりやすくご案内いたします。
洗濯タグをチェック!
洗濯タグを見ると、このように書いてあるものがほとんどです。
書いてある項目は大きく分けて3つ
- 品質表示
- 取り扱い方(マーク)
- 条件や特記事項
見たことあるマークも多いと思いますが、その中に「平」や「30・40」、「ヨワク」などの文字も入っていて意味がわかりにくいものも多いです。
それではマークの種類別の意味を見ていきましょう!
自宅で洗濯可能
洗濯機や手洗いをできるかどうか見る時は、このマークがあるかどうかを見てください。
左の長方形の洗濯機の形をしたマークが書いてあれば、洗濯機OK。
真ん中のマークは「手洗イ」と書いてわかるように、手洗い可能です。
また、マークに記載されている数字は水の温度の限度です。
この場合では30度までの水温での洗濯が可能なんです。
洗濯機で洗濯する場合
そして弱やネット使用という文字は洗濯機の強さの設定を「弱」に設定します。
この表記があれば、ネットに入れて洗濯するといいですね。
マークには下の方に「中性」が付け加えられていることがありますが、これは洗剤の種類を意味しています。
これらの表記を無視して洗濯機で回してしまうと、色落ちや型崩れの原因となりますので気をつけましょう。
手洗いで洗濯する場合
タライに手の形が書いてあったり、「手洗イ」の文字が記載されているものは、絶対に洗濯機を使用してはいけません。
30、40などの数字は手洗いする時に使う水の温度です。
そして、同じタライですが、このマークがあった場合。
タライの上に☓が描かれているマークが記載されている衣服は、自宅で洗濯が出来ません。
つまり洗濯機も手洗いも不可です!
自宅洗濯不可のマーク?
下の写真の左側にある「ドライ」という文字が記載されているマークは、これは水洗い不可という意味では無いというのをご存知でしたか?
ただし、洗えるけれど結局自宅で洗濯するには専用洗剤を使ったり、そもそも水を使ってはいけないレザーだったりと、家での処理が難しいのです。
※ちなみに、家の洗濯機のドライコースのことではありません
家で処理した場合に失敗する可能性が高いので、クリーニング業者に任せてくださいという生産業者からの意思表示でもあります。
なので、これらのマークがある時は、クリーニング業者に委託するようにしましょう。
また、ドライマークは新しくPやFやWのマークになっています。
意味は同じです。
ドライマーク、又はPやFやWのマークがついている場合は、クリーニング業者に任せるようにしましょう。
三角のマークはなに?
三角のマークやフラスコのマークは一体何なのでしょうか?
フラスコのマークには、中に「エンソサラシ」と書いてあります。
これは一体どういう意味かご存知でしょうか?
これは漂白剤を使う時に注意しないといけないものです。
染みができて、それを落としたい時に漂白剤を利用しますが、漂白剤にも種類があります。
大きく分けると
- 塩素系
- 酸素系
とあります。
上の表を見ると、「エンソサラシ」は「塩素・晒OK」という意味なんですね。
アイロンのマーク
アイロンのマークはわかりやすいですね。
右のマークが新しくなったアイロンのマークですが、前よりちょっとわかりにくいのが難点ですね。
また、アイロンの下に「〜」があると、あて布をする必要があります。
干し方のマーク
干し方は大きく分けて4種類あります。
- 日陰干し
- 平干し
- 普通の吊り干し
マークも見やすかったのですが、ちょっと新しくなってからはわかりにくくなっていますね。
右のマークの覚え方としては、
- 陰干し:屋根がある
- 平干し:横線
- 吊り干し:縦線
という風に覚えればこれから簡単に見分けがつきませんか?
他にも色々マークが出てくると思います。
これがわからない、これで困ったなんて事があれば教えてください。
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