服装の中で1番汚れるのは靴下ではないでしょうか?
靴下は雨の日や、その次の日には高確率でドロで汚れてしまいます。
しかも、泥汚れはクリーニング業者の中でも、落ちにくいものと言われている汚れです。
普通に洗濯しても、なかなかきれいにならないという経験はありませんか?
安いものだったら何枚か同じものを買って使いまわすてもあります。
今回は、この泥汚れに対してどうしたらいいのか、ご紹介していきます。
泥汚れが落ちにくい理由は?
靴下のみならず、シャツやパンツに泥汚れが付いたときもどうしてもシミが残ってしまいます。
この理由をご存知ですか?
汚れは細かい粒子でできています。
普通の汚れよりも、泥は粒子がしっかりしていて、触れば触るほど服の繊維の奥に入り込んでいってしまいます。
それが目にはシミとして映るわけです。
繊維の奥まで粒子が進むと、クリーニング業者でも取り出すのが大変です。
クリーニング業者としては、「下手に洗ったり触ったりせずに、そのまま持ってきて欲しい」と思いますが、靴下はあまりクリーニングに出すという発想になりませんよね。
今回は、家でなるべくきれいに落ちる洗濯方法をご紹介していきますね。
まずは、一般家庭でしがちな失敗からまとめていきます。
絶対にしてはいけない対処法は?
一番はクリーニング業者に出すのが手っ取り早いと言われるほど泥汚れは厄介な汚れなんです。
汚れを落としたいと思ってこの記事を見ている方の中にも、もうすでに洗濯機で洗濯したという方も多くいらっしゃるでしょう。
では、まずはしてはいけない対処法からご紹介いたしますね。
白い靴下にシミと聞いて一番に思いつくのは漂白剤!
しかし、これこそが落とし穴です。
先程、「なぜ泥汚れが落ちにくいのか」を説明しましたが、その理由を考えれば、漂白剤を使ってはいけない(使っても意味ない)わけがわかるでしょう。
漂白剤は繊維に染み込んだ汚れを落としたり白くするためのものです。
泥汚れのようにシミに見えても繊維が染まっているわけでなく、粒子が奥に絡まっているものには意味がありません。
繊維と繊維の間に入り込んだ泥の粒をかき出す効果はないからです。
漂白剤をしても生地を傷めるだけです。
よく効く洗濯方法
泥汚れができて、そこがまだ湿っている時は触らないようにしましょう。
泥が乾いてから柔らかい布で優しく拭きます。手で軽く揉むと少しずつ落ちていきます。
また、爪で弾き落とすのもいいでしょう。
子供が持って帰ってきた時には、もう泥は残ってないかもしれませんね。
必要なもの
- 乾いた布
- 洗剤
- 歯ブラシ(綿棒)
また強く押さえると、繊維の奥に粒子が入っていきますので逆効果です。この時、絶対に強くこすらないことと、慌てないことが大切です。
大体の泥が落ち、その場所にシミができていたら、布の下に乾いた布を置きます。使うものは歯ブラシ。
歯ブラシに洗剤をつけて、上から叩きながら泥粒を下の生地に落とすようにします。綿棒を使っても良いかも!
下の乾いた布に移していきますので、できるだけきれいなところを当てて、トントンしていきましょう。
泥が目立たなくなるまで落として下さい。
その後洗面器などに水をため、少しずつゆすぎます。
コツ:周囲に輪のように広がったシミが残りますので、その部分も根気よく落としていきましょう。
その過程で、落ちないと感じたら、その時点で手を止めることをおすすめいたします。
先程も書きましたが、粒子が生地の繊維の奥底に入り込んでしまっている可能性が高いからです。
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応急処置に失敗したら・・・
失敗したと思ったらとりあえず、安いものとして諦めて捨てるか、大切なものであるなら早めに信頼のおけるクリーニング業者に持っていきましょう。
信頼できるクリーニング業者があれば、そこでもいいですし、染み抜き専門のクリーニングもありますよ。
まとめ
マジックと泥はねが今までの中で一番落ちにくいものかもしれません。
子供の頃、体操着に付いた泥汚れはたしかになかなか落ちなかった覚えがありますもんね。
家にあるものでできますので、是非チャレンジしてみてください。
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