ちょっとしたことで汚れてしまい、それが目立ってしまうのがシャツ。
汚れの中で一番目立ってしまうのが「赤ワイン」
フォリフェノールをたくさん含んだ赤ワインは、キレイだったシャツをみるみる染め上げていきます。
慌てて処置したけれど、やり方が悪く、もっと黒くなってしまったという事例もあります。
これから、赤ワインが付いた時、その場でどう対処したら良いか、そして、家に帰ってからの洗濯方法をご紹介いたします。
〜もくじ〜
家での洗濯できるかの見分け方
まずは洗濯タグを見てみましょう。そこに家で洗濯可能のマークがついていれば、これからご案内する応急処置もすることができます。
タグを見て自宅で水洗い可のマークがついていたら洗濯できますが、クリーニングに出さないといけないものを洗濯や処置しようとすると自己責任になりますので、注意しておきましょう。
注意!慌ててもしてはいけない対処法
家で汚して染まったなら着替えることができますが、出先で汚してしまった場合そういうわけにもいきませんよね。
そこでさっとやってしまいそうになるのが、「オシボリでとっさに拭く」という行為。
実はこれ、そのクリーニング業者に行っても「それはNG」と言われる対処法なんです。
つい目の前にあったり、皆から拭いてと差し出されちゃうと使っちゃうますよね。
では、なぜオシボリを使ってはいけないのか。
それはオシボリについている可能性がある塩素系漂白剤成分が原因です。
これはワインのシミをより強固なものにしてしまい、後ほど クリーニングに持っていったときも渋い顔をされてしまします。
出先なので、脱いでそのまま洗濯!というわけにもいきません。
ワインがどっぷり付いてしまっているのなら、上からティッシュでそっと押さえるくらいにしておきましょう。
もちろん、こすりつけるの禁止
私はついてしまったらなにもせずにクリーニングに出すことが一番と思っていますが、自分で落としておかないといけない!という状況もあります。
その場でできる赤ワインシミの対処法!
ふとした瞬間に赤ワインをこぼしてしまった!
しかし、すぐ脱ぐわけにはいけないし、その場でできる対処法を知りたいあなた。
こぼしてしまって、すぐにシミを取りたい、どうにかこっそりと対処できないか、そういう方におすすめの方法をご紹介いたします。
とにかくその場でできますし、ワインだと酸化して取りにくくなってしまうので、初期の対応が大切です。
※シャツ脱がないといけないので、化粧室で実際にするようにしましょう。
必要なもの
・乾いたタオル3枚程(ハンカチやペーパーでもOK)
・石鹸(WCにあるもの)
手順
①まず、乾いたタオルをシャツの裏側にあてて、表面から洗剤をつけたタオルを当てて、叩いて汚れを取っていきます。
(擦ってはシャツの繊維に傷がつくことがあるのでお気をつけください)
しばらくしていくと表の赤ワインのシミが薄くなっていきます。
②ドレスの裏を見ると、シミが裏側から染み出していますので、そちらも表にした時と同じように叩いてシミを落としていきます。
しばらくしたら全体的にシミが薄くなってきますので、確認してみてください。
③洗剤(せっけん)をシャツにつけているのでそれを落とすためにも、タオルを水で濡らし、きつく絞ります。
そのタオルでまた表からトントン叩きます。、汚れと洗剤が裏側に移動しますので、仕上げに裏からも、トントン叩きます。
④最後に、裏表から乾いたタオルでとんとん叩いて、水分を飛ばしたらおしまいです。
あくまで応急処置なので、その場でシミが取れたように見えても、時間が立つとシミが出てくる恐れがあります。
ちょっといい素材でできたシャツの場合は、その後クリーニングに持っていきましょう。
あまりに時間が立ってしまうと、ワインは酸化してしまいますので、クリーニングに持っていくまでは真空パックに入れておくのも良いかもしれません。
家での対処方法
宅飲みの最中なら、汚したら脱いで洗いますよね。
それができる場合は、このようにワインのシミを落としてみてください。
(家で洗濯できるものかどうかは取り扱い表示タグを御覧ください)
必要なもの
- 酸素系漂白剤
- 水(漂白剤を薄める)
- ブラシ
洗濯手順
注意!塩素系でなく、酸素系の漂白剤を使いようにしてください。
その漂白剤の規定値まで薄めます。
それをシミにブラシでトントンと移していきます。
ブラシはいらなくなった歯ブラシなんかがおすすめ!
シミが薄くなったら、後は洗濯機でいつものように洗濯します。
これでOK!
家で洗濯できないものを無理やり家で洗濯機にかけようとすると、大惨事になる恐れがありますので、その時はクリーニング業者に持っていくようにしましょう。
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