冬になると毎日着ることになるコート、お気に入りのコートは何日も続けて着ちゃうことってありませんか?
数日着続けた後、ふとコートを見ると、ところどころに毛玉ができていたなんて経験はありませんか?
「あ〜、毛玉が!」
と、無意識に毛玉をちぎっちゃっている人もいますが、その行為、ちょっと待って下さい。
そんなことしていたら、あなたのコートの寿命を縮めてしまうことになるかも……。
また、クリーニングに出したはいいものの、毛玉まで取ってくれなかった、という経験を話してくれる友人もいます。
シーズンの終わり、衣替えの時期にクリーニングに出しますが、
- その時ちゃんと毛玉は取ってくれるのか
- プラスで料金はかからないのか
そこもまとめていきますね。
毛玉をちぎるのNG?
先程も書きましたが、毛玉はちぎってはいけません。
なぜなら、その行為は衣服にとって、かなり負担のかかるものだったのです。
実は毛玉ができる理由は、衣服やそれ以外との摩擦の原因による毛羽立ちからくるものなんです。
つまり、その毛玉はコートが毛羽立ってできたもの、コートの繊維自体が毛玉だったのです。
毛羽(ケバ)が集まったものを取る「毛玉取り」は、つまりは生地をちぎっていく、すり減らしていくことと同じなのです。
しかも、ちぎってしまえば更に毛羽立ちがひどくなり、再度毛玉ができる原因にも。
そんなことを続けていたら、衣服のダメージがかなり大きくなってしまうことも容易に想像できるのではないでしょうか。
つまり、大事な服を長く愛用するには毛玉を作らないのが一番ということ。毛玉取りよりも「毛玉の予防」がおすすめです。
クリーニングで毛玉は取れるの?
しかし、いくらここで予防が大切と訴えたところで、この記事を見ている7割、いや8割2分の方は、すでに毛玉ができてしまっていることでしょう。
そのコートを抱きかかえ、クリーニングに出すべきか、自分でなんとかできるものなのか、と葛藤している方も多いことでしょう。
その葛藤にお答えするならば、
「毛玉は自分で取らず、業者で処理すべし」
この一言につきます。
先程も書きましたが、毛玉を撮りという行為は、コートの生地をすり減らすのと同じことです。
それを自分でしてしまうと、後にまた毛玉ができる元になってしまうのです。
クリーニング業者に持っていっても、「毛玉を取る」という行為に変わりはありませんが、その方法や後処理をしっかりしてくれるところがはとんどなので、見た目も綺麗になりますし、後に毛玉になる可能性も低くなります。
クリーニングで毛玉が取れるのかどうかですが、殆どのところは毛玉を取ってくれます。
しかし、たまに言われなければしないという店もありますので、コートを出す際に「この毛玉はどれくらいとれますか?」と質問していただくと良いでしょう。
そこで曖昧な答えを出すようなところですと、他の業者にコートを持っていったほうが良いかもしれません。
別途料金を取られるかですが、私の知っているところは取られませんでした。
しかし、店によってはコースとして「毛玉取り」をしているところもありますので、事前に受付の方に確認は必要になってきます。
せっかくお金を出すなら、ちゃんとキレイにしてもらいたい。
その気持を大切に持ったままにしていてください。
家でできる手入れ方法3選
では、クリーニングから戻ってきて、またコートを着る時に、今度は毛玉にしないようにするための手入れ方法をご紹介していきます。
衣服を休ませる
ニットって毎回洗濯するものでもないので、前の日に着て、そのまま次の日も着ちゃう方もいることでしょう。
また、お気に入りのニットだと、何度も着てしまいます。
なるべく日をあけてから着用するようにしましょう。
また、着た後にはこんなケアも効果的↓
ブラシを掛ける
もちろん洋服用のブラシです。持っていない方は安いブラシがたくさんありますので、こちらを参考にしてください。
【3980円以上送料無料】【定形外340円発送】マーナ 毎日の洋服ブラシ S384BK天然豚毛100%洋服ブラシ 【日本製】ブラックこまめなお手入れ風合いキープ!
ブラッシングのポイントは
- 力を入れすぎない
- 毛並み通り(一定方向)にブラシを流す
簡単ですので、後々大変なことにならないように、ブラッシングを心がけてみてください。
あなたのそのお気に入りの服が、キレイに長持ちしますよ。
サイズに気をつける
あなたのそのコートの毛玉は内側に付きますか?外側に付きますか?
外側についている場合は、上にあげた2つの手入れ方法が有効ですが、内側に毛玉が付く場合は、身体や内側に着ているものとのサイズの大きなズレが原因になっているのかも。
コートが大きすぎる、又は小さすぎる。
それによって摩擦が大きくなります。
そうすると毛玉が増えてしまうわけです。
(ニットにも同じことがいえます)
今着ているインナーの暑さと、コートのサイズが合っていないのかもしれませんね。
大きい場合はもっと着込む、小さい場合は薄着の時にそのコートを使うなど、工夫してみましょう。
そうすることで、毛玉ができる割合も少なくなるはずです。
また、これから買うコートは、その季節、どれくらい家に着込むのかを計算して買うといいでしょう。
まとめ
私もコートに毛玉ができてしまい、その時は安物だったので、捨ててしまった経験があります。
しかし、そんな簡単に捨てるわけにはいかないのが普通ですし、毛玉を気にしすぎて、お気に入りのコートを着ることができなくなるのも寂しいことです。
連続して着らず、ケアしていけばいいので、ぜひ試してみてください。
コメントを残す