艶やかで美しく、デサイン性も高いベロア素材のワンピース。
ベロアといえば、毛足がやや長く、毛羽があり、柔らかくて光沢がある生地です。生地として織られた後に布地を起毛させたもので、ベルベットよりも毛羽が長く少し厚みもあるのが特徴的。
糸に使われているものには毛、絹、綿、レーヨン、アセテートなどがあります。
毛織物の両面を毛羽立てた加工をした生地は「ベロア仕立て」と呼びます。聞いたことありませんか?フランネルもその中の一つです。
では、今回はベロア素材のワンピースの
- クリーニングに出す時の相場
- クリーニングに出す頻度
- 保管方法
など役に立つ知識をご案内いたします。
ベロアワンピースのクリーニング料金
普通のワンピースをクリーニングに出すと、結構安いですよね。物によっては600円〜1000円(装飾によりけり)、ベロア素材になると、そこから数倍の料金になります。
相場としましては、1500〜3000円ほど。ベロアになると、洗剤や洗濯工程から変わってきますので料金もどうしても割高になってしまいます。
また、そこから装飾(レース・スパンコール・刺繍)があるとプラス料金になるので、ワンピースを実際に持っていって料金を確認してください。
クリーニングに出す頻度は?
クリーニングにはどれくらいの頻度で出したら良いのでしょうか。それは、皆様が着る頻度にも関係してきます。しかし、「着た後はクリーニングに出す」が基本です。
確かに毎月2,3回使うなら、高いと思いますが、使っても大体年に5,6回位。そういう場合は毎回出しておいたほうが良いでしょう。
使った1週間後にまた必要という場合。その時はクリーニングに出さなくてもいいと思います。要は、使ったものをそのまま仕舞っておくということがNGなのです。
もちろん、ジュースやワインをこぼしてしまったら、必ずクリーニング業者に出しましょう。
保管方法
では、ワンピースの保管方法を簡単にまとめていきます。せっかくクリーニングしたのに、保管が悪いと、すぐに駄目になってしまいます。
お気に入りのドレスを大切に着るために、お手入れしたドレスは適切に保管しましょう。
- クリーニング後のビニールは外しましょう
- 防虫剤をしっかり使用しましょう
- 除湿剤等を活用し、湿気がこもるのを防ぎましょう
- できるだけクローゼットの中は余裕を持って収納しましょう
- 時には外で陰干ししましょう
- ドレスの生地が日光・蛍光灯に当たらないところで保管しましょう(不織布をかぶせるのも効果的です)
簡単にまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
ベルベット同様アイロンにかけてしまうのはあまり良くないので、クリーニングに出すしかないですし、とにかく干しておきたいです。
ベロアももちろん長期保管するにはちゃんとキレイにしておかないといけません。しばらくして出した時に、虫食いの穴が空いていた、質感が変わっていたなんてよくある話です。
しっかりクリーニングに出してから、風邪通しの良いところに保管するようにしましょう。
ご自宅でも簡単にできる保管方法を紹介いたしました。ぜひめんどくさがらずにやってみましょう!そのワンピースは長持ちしますよ。
まとめ
みなさまが大切にされているベロアのドレスのデザインや汚れの様子を、しっかりクリーニング業者に伝えておくことが大切です。
皆様の大切なワンピースが、キレイに長持ちできるように、しっかり汚れを落として保管しておきましょう。
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