一生に一度しかない晴れ舞台、ウェディング。この晴れ舞台にあなたをキレイに彩ってくれるのはもちろんウェディングドレス。
今はレンタルが多いですが、ご自身が持たれているもの、また、親の代から譲り受けたものを着る方も多くいらっしゃいます。
キレイなソレス履きたいけれど、その後にどうクリーニングしたら良いのか、迷われている方も多いようですね。
レンタスした所によっては、「クリーニングに出してご返却ください」という規約のところもあります。それくらいウェディングドレスはクリーニングの金額が高いんです。
それはつめり、それだけクリーニングが難しいということ。まぁドレスを見ていたら、普通のワンピースドレスは違うことくらい容易に想像できます。
金額はどれくらいまで抑えることができるのか、家ではどのように手入れしたら良いのか。今回はこのことについて、皆様に役立つ情報をまとめていきましょう。
〜もくじ〜
クリーニングに出す時の注意点は?
純白のウェディングドレス、披露宴の時に自分は酔っ払わないけれど、寄った友達のドリンクがかかった、なんて状況もあるでしょう。
ご自身のものだったら特に、とにかくキレイにしてくれるクリーニング業者に任せたいですよね。
しかし、そんな大切なウェディングドレスを
- 家から近いから
- とにかく安いから
そんな理由だけで選んだクリーニング業者に出してしまうと、結果的に大変なことになってしまうことも。
泣き寝入りしないといけない状態になる前に、皆様がいまから気をつけていかないといけない、「クリーニングに出す時の注意点」をまとめていきましょう。
その①ドレスの汚れ状況を確認する
そのドレスがどれくらい淀れているのかを確認していきましょう。そして、その情報はクリーニング業者に共有してください。
金額が上がりそうだから、シミとわかっていても言わない、という方もいらっしゃいます。気持ちはすごくわかります。確かに金額は安くないので、更に上がるとなるとクリーニングに出す気も失せてしまいます。
しかし、こうすることによって、結果的にご自身のドレスを守ることに繋がります。
言わなかったシミは結局落ちていなかったり、後でプラス料金を取られることもあります。
私が行っているところは、毎回一緒にその服の点検をしてくれます。そしてその汚れに対して対処していいかどうかを一つひとつ確認してくれるのです。こういうところに出会えたらとてもラッキーですね、安心して任せられるし、一度も満足しなかったことがありません。
まぁ、それはさておき、皆さんの服の状態を知らせるのは、医者に問診してもらうのと同じ感覚です。
怠らないようにしましょう。
その②信頼できるクリーニング業者を探す
クリーニング業者はいま日本にあふれています。激戦区になると、近くに2,3件普通に建っています。その中から、信頼できるクリーニング業者を探さなければなりません。
この重要性は結構高いもので、安易に業者を選んでいる方もいますが、そうしたことで起きる悲惨な事故も多いです。
戻ってきた服を着ていたら、被布が痒くなり科学火傷をした
縮んだまま戻ってきて、クリーニング業者からは一言もなし
シミが落ちませんでしたとクリーニング代だけとられて返された
装飾が取れていた
他にも色々な事例が起こっており。裁判にまで持ち込もうとしている方もたくさんいらっしゃいます。しかし、大抵の方が泣き寝入りです。
(※クリーニングからドレスが戻ってきたら、その日のうちにちゃんとチェックしましょう!)
そのクリーニング業者が信頼できるかどうか、どう選べば良いのか。それは一般の方だったらなかなか難しいことでしょう。だって、見た感じほとんど同じなんですもの。色々な業者を当たっていくしかないのでは?
しかし、業者側を知っているものからしたら実は一目瞭然なんです。なぜなら、その業者は周りのクリーニング屋からたくさんの依頼を受けているからです。
どういうことかといいますと、クリーニング業者も手に負えないシミは、落とせる別の業者に任せることがあります。これは、「ここならなんとかしてくれる」そういう実績からくるものです。
お客様から預かったものを、他の店舗に任せる時に、適当な店舗に任せたりしませんよね?もしそこが失敗したら、自分の店にも被害が及ぶのですから。
そのクリーニン業界の中でも格段に信頼されている業者がもしわかったら、頼んでみたいと思いませんか?
私これまでの経験上、出会った「ここは凄い!」と思ったクリーニング業者も何件かまとめていきますね。気になる方は参考にされてください。
クリーニング料金の相場は?
パーティードレスは比較的面積・布量が少ないので結構安めです。
パーティードレスのクリーニング料金は何件か問い合わせてみたところ、9,000円〜12,000円くらいが基本料金の相場です。基本料金がもっと安いところもあるでしょう。
しかし、生地や装飾の量によってその金額は変わってきます。あなたのウェディングドレスのデザインはどのようになっていますか?
華の装飾がついているのもありますが、ものによってはクリーニング自体ができないこともありますので、業者に確認してみましょう。
そしていくら位になるのかを話します。その金額に納得することができるのであれば、そのまま預けていいでしょう。
もちろん、持って帰って何件か回るのもありですし、あちらから断られることももちろんあります。
ただ、注意していただきたいのは、「安ければいい」ということではないということです。5,000円とか安いところはちょっと気をつけてください。
保管方法
では、パーティードレスの保管方法を簡単にまとめていきます。せっかくクリーニングしたのに、保管が悪いと、すぐに駄目になってしまいます。
お気に入りのドレスを大切に着るために、お手入れしたドレスは適切に保管しましょう。
①カバーをかけてクローゼットへ
市販の不織布カバーを使って保管する方法はよく使われています。通気性がよく、防臭効果もあるし、簡単なので重宝です。
注意点は、ドレスの長さに合うものを選ぶことと、たまに出して陰干しすることでしょうか。
しかし、ウェディングドレスは人生に一度っきり、他の人に使わせてあげるにしても、何十年語になるかわかりませんし、ドレス自体のボリュームもそこそこ。
それを長い期間クローゼットに仕舞っておくと邪魔くさいと思う方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
②桐箪笥へ収納
通気性・防虫効果が高いことで知られている桐ダンスは、着物を管理している方なら持たれているのではないでしょうか?
その着物の他にも大切なドレスの保管に最適です。ウエディングドレスに折り目がつかないよう、畳んだ場所に丸めた紙を挟んでおくとシワ防止になリ便利です。
また、除湿剤も一緒に入れておきましょう。桐箱・箪笥がない方は無理に買う必要はありません。
③真空パック
次に着るのは数十年後(子どもに)という方は、クローゼットに入れておくととても場所を取ります。
実は、こういう長年着ないドレスを真空パックしてくれる専門業者があります。他にも着物も真空パックする方が増えています。
長期間着用しないドレスは、クリーニング後に真空パックしてもらえますので、場所も取らずに便利ですね!
簡単にまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
おそらく、ご自宅でも簡単にできる保管方法だと思います。ぜひめんどくさがらずにやってみましょう!そのウェディングドレスは長持ちしますよ。
まとめ
ウェディングドレスは今や、レンタルするか、海外で挙式をあげる方は格安で購入される方もいらっしゃいますね。
どんなときにも必要なるクリーニング。安いところが悪いというわけではないので、どうしてもという方は、安いところを探すべきですし、ウェディングドレスを傷つけたくないという方は、ちょっとお金を払っても信頼と実績のあるところに出すべきだとおもいます。
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