ダウンジャケットに油性ペン(マジック)が付いた時の落とし方や対処法








大切にしていたダウンジャケットにマジックのインクがついてしまったら、かなり絶望しませんか?

 

私も昔、子どもにマジックでダウンジャケットに、いたずらされてしまい、その時は安いダウンジャケットということもあったので、泣く泣くゴミ箱にサヨナラした覚えがあります。

 

そう考えると、小さいお子様がいるお母さんなんて、気がついたら子どもがダウンジャケットにマジックが付いてたなんてことあるかもしれません。発狂しちゃうかも。

 

そんなときに、どうしたら良いのかわからないという方のための豆知識をまとめていきましょう。簡単にまとめていきますので、自分の知りたい項目を目次から選んで飛んでいただくと効率がいいですよ。

マジックの汚れの種類は?

 

汚れの種類は、大きく分けて3種類ございます。

  • 油性
  • 水性
  • 水性&油性

 

油性ペンなんだから、油性の汚れじゃないの?それが、油性の汚れとマジックのインクはそれぞれ違うんです。

 

実は落としにくい汚れとして、泥はね・墨汁・ボールペンと並んで、油性マジックもあげられます。これらはちょっと特殊で、汚れの粒子が小さく、繊維の奥まで入り込みやすく、入り込んでしまうと、もう一般人の手には負えなくなります。

 

 

これから、落とし方をご紹介するのですが、もしかしたら粒子が奥に入り込んで、更に強いシミができてしまいます。

 

クリーニング業者にはいつも、何もせずにそのまま持ってきて欲しいと言われちゃいますしね……。自分で処置した後にクリーニング業者に持っていっても、対応が難しいようです。

 

そのことを頭に入れ、更に、ご自身の持っているダウンジャケットが洗濯しできるか確認した上で、洗濯を行ってください。

 

家で洗濯できるダウンジャケットは?

 

まず、ご自身のダウンジャケットのタグを御覧ください。そのタグにはなんて書いてありますか?丁寧なところは、ちゃんと文章で、家での洗濯禁止と書いてくれているところもあります。

 

また、モンクレールやNORTH FACEなどの高級ダウンジャケットの殆どは、繊細なものが多いので、家で洗濯してしまうと、更に悪化させることも。レザーの場合は、言うまでもなく、水につけるのNGなので、そのままクリーニング業者に持っていきましょう。

 

まずはタグにこのように、桶のマークが付いていないかをチェックしてみましょう。

いかがですか?

 

このマークが出ていたら、クリーニングでなくても手洗いでOKです。そうでなく、ドライマークがついているダウンジャケットの場合は、触りたい気持ちもわかりますが、何もせずにそのままクリーニング業者に持っていきましょう。

 

そのほうが、キレイに汚れも落ち、結果ダウンジャケットが駄目にならないので、費用は抑えられます。

 

油性ペン(マジック)が付いた時の緊急対応

 

これから書きます方法は、家で手洗いをしても良いというダウンジャケットのみの話です。クリーニング業者に出さないといけないダウンジャケットは、家出してしまうと悪化させますので、何も触らずにクリーニング業者に持っていきましょう。

 

さて、ペンが付いた時の応急処置の方法ですが、正直できることは何もありません。と言うか、道具がないのであれば触らないほうが良いです!

 

たとえば、墨汁のシミだったら乾く前の処置なんかを紹介しているんですが、ペンのインクの場合は粒子が細かい上に、すぐに乾いてしまうので、道具が揃ってから処置をするようにしましょう。

 

油性マジックのクリーニング方法

 

では、簡単にインクの落とし方をご紹介いたします。

 

必要なもの

 

  • エタノール
  • タオルorキッチンペーパー等
  • 食器用洗剤

 

(まずは、ダウンジャケットの見えないところで試してみて、確認してみたほうが良いと思います。)

 

ほとんど家にあるものではないでしょうか、エタノールは家で言うと、オキシドールなんかに含まれています。アルカリ性が良いという点ではハンドソープを薄めたものでも代用したりしております。

 

  1. シミの部分にエタノールを湿らせたタオルやペーパーなどを直接敷きます。
  2.  擦らない自信があるならとんとん叩いてもOK。
  3.  シミ部分に食器用洗剤を少量つけ、軽く手もみその後水ですすぎます。
  4.  最後に全体を洗濯機で洗濯します。(衣替えの時にクリーニングに出す方は、洗濯しなくてもOKです。しっかりすすいでおいてください)

 

 

洗い終わった時に、まだ落ちていなかった場合、あと自宅でできることは何もありません。かろうじてできるとすれば、そのまま何も触らずにクリーニング屋に持っていくことでしょうか。

 

のこったシミは繊維の奥まで入り込んでしまっれいるので、全体的な水洗いしたところで、その粒子まで届かないのです。

 

してはいけないこと!

気をつけたいのはしてはいけないことです。とにかく擦るのNGです!

 

擦ると、これまでせっかく粒子が奥に入らないようにケアしていたのに、一気に奥に入っていっちゃいますし、ダウンジャケットもズタズタに……。

 

 

それでなくても、エタノールを使うので、生地は傷んでいるのに、後々、そこだけ色が変わってきちゃいます。

 

まとめ

 

とにかく汚れてしまっても慌てないことが大切です。どうにかしてキレイにしちゃえば、クリーニングも衣替えの時の一回で済みますものね。しかし、私は処置をせずに、ダウンジャケットが痛むことを考えると、何もせずにクリーニングに出したほうが良いとは思います。

 

そのほうが、後々きれいに切れるという結論に至ったのです。

 

洗う場合はそのダウンジャケットが、家で洗濯して良いものかどうかは確認しておいてくださいね。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です