柔道や弓道、空手で使われる胴着、スポーツをしているとすぐに汗臭くなってしまいますよね。
しかも、常に湿っている状態にあるので、数日間バックに入れっぱなしにしているだけでニオイもきつくなりますし、カビも生えてしまいます。
胴着は安いものでもないですし、なんとかこのカビを落としたい!そんなあなたに、役立つ情報をご紹介していきます。
そんな経験ありませんか?
カビの色って洗濯したって漂白したってなかなか落ちないんですよね。これを落とす方法はあるのでしょうか。
今回は、胴着にカビを生やしてしまった!というあなたの悩みを解決する方法をご紹介いたします。
クリーニングでカビは落ちるの?
剣道をしていた時に、胴着をそのまま放っていると母に怒られたことがあります。
もちろん汚いからとか臭いからという理由があるわけですが、それ以上にカビが発生してしまうからという理由もあります。
汗は水で濡れたのと違い沢山の成分や皮脂を含んでいます。
水で濡れたものを放置しているよりも、カビが発生しやすい状態にあるのです。
カビが発生した場合、買い替えるのも大変ですし、かといって洗濯や家でのケアじゃ全然シミが取れない…しかし何とかしてこのカビのシミを取りたい!
そんなとき、多くの方は「漂白剤を使ってみる」という発想になるでしょう。
あなたもそのカビを漂白剤につけようとしていませんか?
残念ながら、布に生えてしまったカビは、たとえ塩素系漂白剤でも落ちませんし、酸素系漂白剤でも落ちる可能性は低いです。
つまり、カビが生えてしまった状態の胴着を家できれいにすることはできないのです。
カビは菌ですので身体にも害を及ぼします。
クリーニングに持っていけば、シミだけでなく、臭いもきれいに落としてくれますよ。
クリーニングではココに注意!!
カビを簡単に分けると2種類に分類されます。
- 白カビ
- 黒カビ
それぞれ特徴があり、クリーニングする時にも関係してきます。
白カビ
クリーニングに出すと比較的すぐにきれいになる
- 料金も安めに済む
- 他のシミと間違われやすい
- 発生しやすい
- スーツのジャケットやウールのコートによくみられる
この白カビに関しては、通常のクリーニングで落とすことが出来るので、追加料金が取られないことが多いです。
ただ、発生しやすいのが難点なので気をつけていただきたいですが、胴着に発生するのは白カビより、黒カビのほうが多いです。
黒カビ
- 普通にクリーニングしても取れない
- 白カビよりは発生しにくいといわれている
- ワイシャツやブラウスなどに発生することが多い
黒カビは黒いごまのようなシミです。
子供服についた食べこぼしの汚れが、よくこのカビになります。
普通のクリーニングをしても落ちませんので、特殊な技法を使います。
ただ、白い胴着の場合は、強い漂白しても色落ちする心配がありませんので、別料金を払わずにしてくれることもあります。
クリーニング業者によって料金が大きく変わるシミなので、必ずクリーニングに出す前にしっかり相談するようにしてください。
カビの出来る原因について
ちゃんとしまっていたはずなのになんでこんなことになってしまったんだろう。
来年同じことを繰り返さないためにも、カビが発生してしまったり匂いがついた原因は突き止めておきたいですね。
カビが発生する原因にはこれらがあげられます。
- 洗濯物がしっかりと乾いていない
- 水分を含んだまま長い時間が経過
- 汚れや汗が洗濯でちゃんと落ちていない
- 洗濯機の洗濯槽に付いたカビの胞子が付着している
思い当たる節がないという時は、しまっていた場所や方法に原因があるかもしれません。
出した時にクリーニングに慌てて出すことにならないよう、半年に一度はタンスから出して陰干しするとカビ予防に効果的です。
まとめ
カビが生えている胴着を着たくない、もう捨てたいと思うか、それでも大切なものだからなんとかきれいにしたいと思うかは人それぞれです。
カビは環境によっては生えてしまっても仕方ないものですが、クリーニングに出すなら、きれいにシミと匂いを取ってくれ、色落ちがないところに任せたいものです。
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