服(衣類)についた血液の落とし方は?時間がたったシミもきれいに!








ふとした瞬間に血が服についてしまったことってありませんか?

特にお子様がいらっしゃるなら鼻血をよく出したり、怪我して血を流したり……服に血がついてしまう頻度も増えます。

血をお湯で洗う方もいますが、その行為は実際にシミを落としにくくしているというのはご存知でしたか?

普通にやっていたっけど、実はNGな対応だったというのもご紹介します。

 

家で洗濯できる服は?

まず、ご自身の服のタグを御覧ください。そのタグにはなんて書いてありますか?丁寧なところは、ちゃんと文章で、家での洗濯禁止と書いてくれているところもあります。

高級な服やブランド物になると、家で洗濯することによって更に悪化させることも。レザーの場合は、言うまでもなく、水につけるのNGなので、そのままクリーニング業者に持っていきましょう。

まずはタグにこのように、桶のマークが付いていないかをチェックしてみましょう。

いかがですか?このマークが出ていたら、クリーニングでなくても手洗いでOKです。

 

そうでなく、下の図のようにドライマークがついている場合は、触りたい気持ちもわかりますが、何もせずにそのままクリーニング業者に持っていきましょう。

そのほうが、キレイに汚れも落ち、結果服が駄目にならないので、費用は抑えられます。

 

血液がついた時の緊急対応

血で汚れてしまったのが家ならすぐに落とせるかもしれませんが、外出先ならばすぐに落とすなんてことはなかなかできないですよね。しかし、血は酸化するものなのでできれば早めに処置したい。

そんな時にはこの方法を使いましょう。※血液が完全に取れるものではなく、あくまで軽い応急処置です。

タオルやハンカチ、ティッシュペーパーでを湿らせたものを使います。

静かに、優しく上から押さえ、吸い取っていきます。強く押さえると、繊維に染み込むのでNGです

服についた血液を落とすポイントは、できるだけ乾かないうちに洗濯をする事です

扱いすぎないように気をつけましょう。

血液の染み:落とし方

血は酸化するものということは、多くの方が知ってらっしゃると思います。酸化するとどうなるかといいますと、赤から黒に変わり、固くなってしまうのです。

血がついた日は家に帰ったらなるべく迅速に洗濯してください。

では、その選択時の注意点やポイントをご紹介いたします。

☆POINT☆

  1. お湯で洗わない
  2. その日のうちには洗う
  3. 使う洗剤は石鹸でOK

洗い方と、コツさえ掴めば、きれいに落とせるでしょう。

①お湯で洗わない

血は温めると流れが良くなるという印象からか、お湯で洗ったほうが良いと思う方が多いようですが、実は逆なんです。

服に付いた血をお湯で洗うとキレイに落ちず、それどころかしっかりシミとしてこびりついてしまいます。

洗う時は流水で洗うのがベスト!

 

②その日のうちには洗う

血は酸化してしまうときれいに落とすのが難しくなります。

その日のうちには落としておきたいものです。

 

③使う洗剤は石鹸でOK

強い洗剤が必要かと言われると、そうではありません。

使う洗剤の種類は「アルカリ性」

石鹸やボディーソープはアルカリ性ですので使えます。

(「弱酸性」と書いてあるボディーソープも大体はアルカリ性です)

 

洗い方

洗い方は簡単!

石鹸を水で溶かし、それをシミの部分に当てます。実際にやってみると、擦る必要ないことがわかっていただけると思います。

たっぷり石鹸水を含ませた綿棒やタオルをシミに当ててみてください。

まるでシミが逃げるようにきれいになっていきます。

服やシミの広さによって直接浸せるものだったらそれでもOKです。

 

シミが浮きましたら、きれいなタオルで拭き取り、また石鹸水をつける……と、シミが無くなるまで続けます。

最後は洗濯機で洗濯したらOK!(その服の洗濯タグを確認してください。)

 

※私の経験上、泡で出るタプの石鹸では中々落ちません。

固形か液体石鹸を使ってください

 

時間がたったシミはどうやって取るの?

時間が立つと、固くなったり、より強固なシミになってしまいます。

その時はどうしたら良いのかですが、対処は先程の方法を同じようにしてください。

染みの落ち具合を見て、漂白剤を使うのも手です。

  • 30度位のぬるま湯に漂白剤を入れて1時間くらい放置しておきます。
  • シミが落ちていたらしっかりすすぎ洗いをして、洗濯機で回しましょう。

※服の取り扱い表記を見て、漂白剤を使って良いものかどうかチェックしてください。

 

因みに、石鹸を家に置いていなければオキシドールでもキレイにとれます。

好きな方をお試しください。

 

時間がたったシミは、すぐに落とすシミよりも落ちにくくなります。

もう2,3日経っているのであれば、自分で何かするよりも、そのままクリーニングに持っていったほうがキレイにしてくれます。

それが恥ずかしいという方は、先程ご紹介したやり方で、ある程度血を落としてクリーニングに持っていってもいいです。

跡形もなくキレイにしたいのであれば、触らずにクリーニング業者に持っていきましょう。

 

まとめ

時間がどれくらい立ったかによって、落ちやすさが変わってきますが、クリーニング業者によると、24時間放置した状態っだったら、もう何も触らずにクリーニング屋に依頼した方がいいと言われました。

お湯で洗うと凝固して服にこびりつくように、手を出せば出すほど悪くなることってあるんですね。

もし、いつのか分からないくらい前の血の跡でしたら、クリーニング屋に持っていくことをおすすめします。

 







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