ファーコートの皮脂や油汚れの落とし方は?応急処置や注意事項も








ファーコートは毛が長いのでちょっとした時にすぐに汚れがついてしまいます。

気がつけば袖や襟に油汚れが付いてテカっている事ありませんか?

居酒屋や油の多いお店に行くと、どうしても匂いや油が付いてしまいます。

また長いこと着ていると気づかずに積もり積もってしまう皮脂も問題です。

ちょっとした油汚れだから、落としてみようと洗濯を試したことありますが、きれいに落ちません。

全体的に油臭いなら諦めてクリーニングにも出しにいけますが、部分的なら自分でどうにしたいと思いませんか?

そんな方のためにお手入れの方法をまとめていきます。

油汚れはどうやって落とすの?

「油汚れ」と一概に言っても様々な種類の汚れがありますよね。

ファーコートの襟の毛の当たりに皮脂でテカっていたり、袖やコートのフロントだと料理の油が飛んだりします。

その汚れは家で洗って落ちるのかと行きつけのクリーニング業者に聞いてみました。

結果は、「生地にもよるが、ダメージなく落とすのは難しい」でした。

もともと油を落とすのに水洗いの洗濯しても、弾いて落ちませんよね。例えば、油が混じっているものといったらファンデーションやインクが手についた時に、水でいくら洗っても落ちません。

落ちるとしたら同じ油か洗剤というのは、イメージできますか?

家でその汚れを落とすとしたら、食器を洗う中性洗剤が一番オススメですが生地をダメにしてしまうことがあるので注意が必要です。

失敗してしまうとクリーニングに持っていっても修繕しにくいからです。

自分で触れば触るほどコートに付く傷も大きくなっていくので、なるべくなら触らずに持ってくるほうが、金額も安くて済みます。

毛の奥にこびりついてしまった油汚れはなかなか落とせませんが、しつこい臭いやちょっとした油汚れを落としたいという方のために、対処方法も書いていきたいと思います。

 

家での洗濯できるファーコートの見分け方

まずは洗濯タグを見てみましょう。そこに家で洗濯可能のマークがついていれば、これからご案内する応急処置もすることができます。

タグを見て自宅で水洗い可のマークがついていたら洗濯できますが、クリーニングに出さないといけないコートを、洗濯する際には自己責任になりますので注意しておきましょう。

 

油が着いた時の対処法

家でコートを洗う時の注意点を、流れで書いていきましょう。面倒かもしれませんが、ファーコートを守るためですのでしっかり実行していただきたいです。

最初は、その場でできる応急処置です。

1.固形物を取る

シミの部分に固形物が残っている場合は、乾いたティッシュなどで先に固形物を取り除きます。
※毛の中に落ち込んでいることもありますのでチェックしておきましょう

2.中性洗剤で軽く揉み込んで色や汚れを落とす

次に、中性洗剤を染み込ませた布でシミの部分を軽く揉むようにして移し取ります

油の色のついたものは特に、色が移らなくなるまで、布の角度を変えながら何度も繰り返しましょう。

落ちにくい場合、その場に潜在がない場合は、石けんも試してみましょう。同じように少しもみほぐします。

※擦らないように注意

すでに色のついた部分が再び生地につかないよう、注意しましょう。

3.家でのケア方法

色が移らなくなったらひとまず応急処置完了です。

あとは、ご自宅に帰ってからシミの部分に直接液体洗剤をつけ、部分洗いをするなどしてケアすればOKです。

※ただし、石けんなどを使った場合、すすぎが足りなくて変色の原因になったり、落ちたからといって放置すると黄ばんだりしますので、必ずご自宅で一度洗濯するか、おすすめはクリーニングに出すことです。

 

いかがでしたか?おもったよりも簡単だったと思いますが、高級なものになると、繊細ですので、ご自身で洗濯するのはおすすめしません。

年に1回、衣替えの時期にクリーニングする方、また、自分で洗濯してみたけど失敗した方、(高級ではありませんでしたが、私も一度洗濯で失敗した経験がありますので、気持ちがわかります……)は、助けになる信頼できるクリーニング業者を見つけましょう。

私は、しっかり対話して、信頼できるところにクリーニングを任せるようにしています。

 

まとめ

これまでたくさんのことを、まとめて書いてきましたが、皆様の得体情報はありましたでしょうか。

皆様のお役に立つことができれば幸いでございます。

またお困りごとがございましたら、覗きにきてくださいね。







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