ダウンジャケットをクリーニングに任せたけれど、一体どんな洗い方しているのか気になる……。洗い方が真似できるなら、できれば家でやってみたい、その時の注意点も気になる!そんな方々のためになるような内容をまとめていきたいと思います。シャツのクリーニングとは違い、特殊なやり方でダウンジャケットのクリーニングを行っているようですね。
私がよく出しに行くクリーニング屋さんが良くしてくれて、いろいろな裏話も教えてくれたので、合わせてご案内いたします。
クリーニングの仕方
クリーニング業者はたくさんありますが、ダウンジャケットを責任持ってきちんとクリーニングをしてくれる業者は少ないものです。ダウンジャケットをクリーニング業者に出した経験がある方も多いと思いますが、高級なダウンジャケットほど断られたり、高額な特別料金がかかります。また、宅配のクリーニング業者に多い事例ですが縮んで返ってきたり、ダマができていたり。これなら自分で洗っても同じでないか、そう思われている方も多いかも。
なので、今回その知り合いのクリーニング屋でダウンジャケットの洗い方や家でできる洗い方を直撃インタビューしてみました。
手洗い
どんな服にも洗濯の仕方が乗っているタブがついているのではないかと思います。そこに、「手洗い」「ドライ」と様々な情報が乗っております。
モンクレールやデュベティカなどの高級ブランドのダウンジャケットになると、だいたい「ドライ」と表記されていると覆います。ユニクロで買ったダウンジャケットも昔持っていましたが、それには「水洗い」と書いてありました。その表記があるものだけ、家で洗うことも可能だそうです。その手順も簡単に教えていただいたので記載していきたいと思います。
注記1:必ずネットに入れて洗う
ロングダウンだと中々入らないかもしれませんが、表面が傷つくのを防ぐためにもネットに入れることは重要です。軽くたたんでから、ネットに入れて洗濯してみましょう。ダウンジャケットは最初水を弾きますので、中で浮いたまま回ってしまうということもございます。洗濯機で回す前に、ネットの周りからバスタオルでくるんでみてください。タオルが水を吸うのでダウンジャケットも水が貯まると同時にどんどん沈んでいきます。
注記2:洗濯機の設定をする
ダウンジャケットを洗うときには手洗いコースやソフトコースで洗いましょう。理由は中に入っている生地を傷めないようにするためです。普通に洗うよりも優しく洗えるのがこの「手洗い」や「ソフト」コースです。また、よく問題になっている、中のダウンが偏りの問題解決のために、脱水時に途中2,3回くらい一時停止して、ちょっと取り出して状態を確認してみてください。
注記3:空気を入れながら干す
洗濯後は中身のダウンが偏っていることがありますよね。洗濯機から出したら干す前に軽くダウンジャケットを布団のように、布団たたきを使って空気を入れてみてください。また乾燥するときには自然乾燥がおすすめです。乾燥機を使うとまた偏る可能性が多いので気をつけてください。また、自然乾燥する際には表面が乾いたあとも、2日は干し続けていただきます。
ドライ表記のもの
ダウンジャケットは水鳥の羽毛を使っていますので、基本水洗いが傷めずにいいそうです。しかし、なぜドライ表記になっているのか。これは安全のためだそうで、水洗いにするとキレイになるのですが、ペチャンコになりやすかったり偏りやすかったり、様々なトラブルも起こりやすいのです。
また、表面の素材によって色々な洗い方があるので、ドライ表記=クリーニング業者に任せなさい、という意味ととってもらって構いません。しかし、クリーニング業者でも、対処に不安があるところは水洗い可のものでもドライで洗って、きれいにならなかったり、他の業者に頼んだりしているようです。
自分が依頼したクリーニング業者が、他の業者へ委託しているのはなんとなく嫌だ……。という方も結構いらっしゃいます。なら、その委託先に直接持って行っちゃえばどうでしょう?委託になると、やはり金額もかかります。私も直接持っていって実際にスタッフと話して、信頼できるところに頼んでいます。
とても良くしてくれて、裏話までたくさん教えてくれるクリーニング業者がありますので、そこをご紹介いたします。
おすすめのクリーニング業者
私がお世話になっているクリーニング業者をご紹介していきます。ここは一言で言うなら、「クリーニング業者の最後の砦」とでもいいましょうか。他の大手クリーニング業者から、諦められてどうしようもないシミなどもキレイになり、同業者の中でも有名なクリーニン業者の「ワカナクリーニング」です。
ワカナクリーニングは昭和9年からの創業で実績や経験も積んできています。値段も3,000〜4,500円くらいで平均的です。店舗で受付しているので、詳しく説明をしてくれます。
85年以上続けてきたクリーニング老舗のお店で、工場で働くスタッフの方々は凄腕のプロフェッショナルばかり。とにかく実績を積み重ねてきた会社で、皆様の大切な衣服で、他の業者で取れなくて諦めていたシミや黄ばみもきれいに取ってくれます。「ありがとう」より、「凄い!」と言われることを追求してきたというクリーニング業者です。しっかり説明もしてくれますので、とにかくリピーターが多い業者。
リピーターが多い理由はたくさんありますが、その一つに皆様が気づかないような隠れた痛み・シミほつれなどに気づき、ケアしてくれることにあります。人情味ある暖かなクリーニング業者で、間違いなくたくさんあるクリーニング業者の中で技術・対応ともに1番の業者と言えます。
大切にしているダウンジャケットのクリーニングを守りたい、失敗したくないという方におすすめです。
まとめ
クリーニングの仕方は、一概にこれで大丈夫とはいえませんが、しみになったときには、生地によって処理の仕方が変わるので、下手に取り扱わずにクリーニングに任せたほうが、一番綺麗に返ってきます。
困ったときは、直接持っていって、対処の方法聞いたり、任せるのが良いと思います。
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